卉ノ恵の「卉」はすべての「草」を表した文字です。

草木の葉は、地球上ではじめて太陽からエネルギーを受け取る存在であり、それは、虫や鳥、そして多様な生命へと受け渡されるもの。あらゆる恵みを循環させることができればと思い、名付けました。

●大切にしたいこと

ハーブは痩せた土地で生き抜くための生命(いのち）の営みや知恵を身につけた植物です。

華やかに香るものもあれば、身体の芯までゆっくりと沁み入るものもあります。

幼い子どもが口からいろいろな感覚を覚えていくように、人が何かを口にするときに感じる香りはとても原始的で本能に直結した感覚です。

お茶に溶けゆくひとつひとつに意味があり、その恵みをいただく時間、お茶の香りにそっと心を傾ける。

植物の香りは言葉を超えてわたしたちの心身に饒舌に語りかけます。

そうした一時を、過ごす時間、行為そのものを大切にしたいと考えます。

植物も、人間も自然。星のリズムに沿っています。

おだやかでありながら、時にダイナミックな変化を与えてくれる自然の力に沿い、本来の自分へと繋がっていく。そのための一助になれれば、幸いです。

店主のについて

緑の少ない土地で育つ。美容部員・グラフィックデザイナー・2004年渋谷区内に小さなセレクショショップをオープンし手芸作家としても活動。2009年に閉店。その後、自分自身の身体の不調がきっかけとなり、ハーブや精油に出会う。当たり前のように化粧品や薬に頼る日々の中で、植物のちからに心身共に癒され、本格的に植物療法を学び始める。心とからだ、自然のリズムとのつながりを肌で感じる中、５年間Aromatherapyの専門店で修行し、認定校での講師を経て現在に至る。植物療法と関係の深い西洋占星術、心理学の学びを深めること、瞑想がこの頃の関心事。

一杯のお茶、一滴の植物の香りに心を傾けて

じぶんや大切な人と向き合うひととき

心身共に健やかに暮らすことのできる

世界のその先に

自然・地球・人の未来があると考えています

植物療法家｜Megumi Iwai

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